2009年11月8日日曜日

KG-2通信 No.18

11/5~7の動きを投稿します。

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11月5日(木)14時30分、井上隊長からの衛星電話

13時20分に中国隊のデチンとダンターの二人がKG-2の初登頂に成功!

中国隊は5名でC2を出発しましたが3名がリタイアし、デチンとダン
ターが登頂。その後、午後から急に天気が悪化している。

日本隊は4名がC3を建設中。日本隊は明日の登頂を目指す。

登頂までのルートはかなりシビア。後半はワンアットで登行。

中国隊も明日第2登を目指す。
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11月6日(金)13時、井上隊長からの衛星電話

本日は天候が悪いため待機とする。
明日(7日)を頂上アタックのラストチャンスとし、明日天候が悪
ければ断念する。
夕べは雪だったが、今朝から徐々に回復しつつあるので明日に期待
する。明日は、日本隊とともに、C2から中国隊も5名が頂上をアタ
ックする。この中には、既に登頂したデチンとダンターを含み先導
役となる。

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11月7日(土) 16時50分、井上隊長からの衛星電話

本日、現地時間15時36分(日本時間16時36分)、矢崎隊員と近藤隊
員がKG-2に登頂!

一行はC3を午前8時に出発。朝は天気が良かったが、午後から曇り。
6,440 mまでは順調。その後ルートが難しくなり、天気も思わしく
ない中、先ほど頂上直下の雪庇を突破し、登頂に成功。現在、下降
を始めたところ。約3時間でC3に到着する予定。サポート隊の山
本・石丸隊員はC3で待機中。

中国隊5名は朝4時半にC2を出発したが、1人が膝を痛めたために全
員がC2に戻り、さらにC1からABCに負傷者を降ろしている。デチン
とダンターは、万一のときの日本隊のサポートのためにC2に待機中。

山田副隊長からは以下の話があった。「全員が持てる力を精一杯に
発揮した。1人が欠けても登頂できなかった。隊長も10日間、連日
荷上げで頑張った。自分も精一杯やった。山本隊員は上部で皆を指
揮してくれた。石丸隊員も精一杯やった。中国隊とも助け合って登
頂できた。」

頂上アタックはこれで終了し、明日から撤収を開始。
今後の予定は、追ってまた連絡するとのこと。


KG-2 頂上にて矢崎

Camp1にてKG-2をバックに 近藤
阿扎富士と呼びたいKG-2(6805m)





2009年11月7日土曜日

KG-2通信 No.17 登頂成功!!!

本日(7日)16時50分に井上隊長から電話がありました。

本日、現地時間15時36分(日本時間)16時36分、矢崎隊員と近藤隊員がKG-2に
登頂しました!!!!!
おめでとうございます。

一行はC3を午前8時に出発しました。朝は天気が良かったですが、午後から曇
りとなりました。6,440 mまでは順調でしたが、その後、難しいルートで頂上
直下の雪庇を先ほど突破し、登頂しました。登頂時は天候が悪く、現在、下降
を始めています。約3時間でC3に到着すると思われます。サポート隊の山本隊
員、石丸隊員はC3で待機しています。

中国隊5名は朝4時半にC2を出発しましたが、1人が膝を痛めたために全員が
C2に戻り、さらにC1からABCに負傷者を降ろしています。デチンとダンター
は、万一のときの日本隊のサポートのためにC2に残ってくれています。

その後、山田副隊長と話しました。
「全員が持てる力を精一杯に発揮した。1人が欠けても登頂できなかった。隊
長も10日間、連日荷上げで頑張った。自分も精一杯やった。山本隊員は上部で
皆を指揮してくれた。石丸隊員も精一杯やった。中国隊とも助け合って登頂で
きた。」とのことです。

頂上アタックはこれで終了し、明日から撤収を開始します。
今後の予定は、追ってまた連絡するとのことです。

2009年11月4日水曜日

KG-2通信 No.16

11月4日、17時10分井上隊長から山形研究室に電話がありました。

本日(4日)、2日間の悪天候が明けて、朝から天気良好。
山本、矢崎、近藤、石丸の4名がC2に上がりました。
明日、C3を5,900-6,000 m付近に建設し、明後日に頂上アタックの予定。
ACは建設しません。

一方、中国隊も本日4名がC2へ向かいました。
中国隊は明日、C2から直接頂上をアタックする予定です。
これと入れ替わって、日本隊が明後日にアタックすることになります。

小生から、日中同時登頂ができないのか確認しましたが、中国隊の事情でこの
ように決定したとのことです。
中国隊は高所順化ができているとのことです。
また、井上隊長と山田隊員はアタ氷河を詰めてルオニー峰への登路を偵察しま
したがアタ氷河側は絶望的とのことです。

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予定より早く、アタック体制に入りました。
成功を祈っております。

KG-2通信 No.15

11月2日(月)16時50分、山形研究室に井上隊長から衛星電話がありました。

悪天候が迫っている中で、デチン、ダンター、袁、宋の中国隊4人がC2から
C3に向けて主稜線を前進中。
日本隊は山本、矢崎、近藤、石丸の4人がC2へ荷上げ。天候の悪化により途中
で荷物をデポしてC1に下降。
井上、山田はABCからC1往復。
C1からC2はハードだったが、C2からC3はフィックスも少なくずっとやさしいと
のことです。

香山さんからの天気予報がぴったり当たっている。
いよいよファイナルステージに入るが、これから天候が悪くなることが予想される。
また、一部の隊員がオーバーワーク気味なので、天候と体調を見ながら進めていく。

KG-2通信 No.14

報告が前後しますが、BC建設時の報告が
井上隊長よりメールで届きました。
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BC建設 Depoに上げ開始
10月18日
6:30 起床 拉古の天気は良い。朝食を済ませて旅行用品をデポし隊荷を民家の玄
関に集めていると続々とヤクが集まってきた。9:00中国隊の若手二人に積み込み
の監督は任せて年寄り組みから出発。
ヤクは23頭の結構なキャラバンとなった。周囲の山々を眺めながらのヤクの放
牧地を歩くのはまるで桃源郷を行くがごとくの楽しいアプロ-チであった。
11;15  コ-ギン奥のゴルジュ帯入り口に到着。ここから高巻が始まるが左
岸に渡らなければならない。橋はないので渡渉となった。膝下までだが氷河の融
水はたまらなく冷たい。山田と牛が滑って水浴び。
12:30  曲尺(Chutsu)の放牧地着。ゴルジュの高巻が終わると広々と
した牧草地に着いた。Shanaに掛かった雲から霰が舞いだした。アタカンラ
の氷河も見えている。ヤクはここで昼食大休止。我々は選考してヒョ-ナ平から
BCへと先を急いだ。BCへの峠の登りでヒョ-ナ湖に虹が掛かって我々を歓迎
してくれた。


夜明けの聖山 ABCにて

Ata氷河の朝




2009年11月1日日曜日

KG-2通信 No.13

井上隊長からのメールを投稿します。
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本日やっと通信できるようになりました。バッテリ-が心配ですの
で簡単にまず報告します。

10/29--11/1今までの朝雪で明ける天候から一変して穏やかな晴れ
又は曇りで明ける日々が続きました。おかげで上部展開がスム-ス
に進んでおります。

1. 1. 10/31 山本 矢崎とテ゜チン等中国4人がInsel Bergの右
(2003年のル-トの一つ北の氷河のアイスフォ-ルを直登してI
nselの頭に出る)からFix約300mを張って5650mのC-2予定地に到
達。2003年の氷河の状態から全体に阿扎氷河(AtaGlacier)は
荒れています。雪も極めて少ない状態です。
2. C-1は4890mに設置しました。C-2へは750m強の標高差とセラック
スなどの難ル-トとなりましたが後の展開が容易になりそう
です。
3. 11/1 高度順化の進んでいる中国隊の4人が現在C-2入り目指
して登行中です。ABCには井上と山田が残ってシルバ-荷上隊と
して頑張っています。

今後の予定

11/2 C-1の4人(山本 矢崎 近藤 石丸)はC-2に荷上、井上 山
田 は ABCからC-1にC-3の食料を荷上します。11/4 にはC-3が主稜
線に設置できるのではないかと考えています。但し、天候と隊員の
健康状態によります。

2009年10月30日金曜日

KG-2通信 No.12

10月29日(木)20時20分、井上隊長から以下のような内容の衛星電話が
ありました。

日本隊、中国隊とも皆元気で、協同して登山を進めている。
本日(29日) C1を建設した。

今まで、毎日のように朝は雪で、昼から行動していたが、本日初めて晴れた。
風向きも今まで南風だったのが、今日は北風に変わった。
C1からC2へのルートに関して、2003年のルートよりもさらに一つ北側の、氷河
よりのルートを本日偵察した。
明日以降、再度偵察し、2003年のルートをとるか、一つ北側のルートをとるか
決定する。
デポキャンプの荷物のABCへの回収なども順調に進んでいる。
11月10日頃の登頂を目指すというスケジュールに変わり無し。

以上です。